こんにちは(^^)haruです♪
日常的に車を運転する方は、運転中にヒヤッとするトラブル体験のある方も多いのではないでしょうか?
特に恐ろしいのは、故意に危険な運転をする人が存在することですね。
先日からニュースで、非常に危険な「あおり運転」が話題となっていますよね。
被害者側の車両のドライブレコーダーの映像を観ると、ゾッとするような危険運転の上に、脅迫や傷害事件にまで発展しているのですから本当に恐ろしい。
わたし自身も、過去には「あおられている」と感じるような体験をしたこともありますし、みなさんにもありえる話しではないでしょうか?
世の中の99%の人たちは、運転中に煽りたくもないし煽られたくもないと思っています。あおり運転をしてトラブルを起こすことに抵抗を感じないバカな人間なんてほんの一握りです。
でも実際には健全な平和思考の人たちの間でトラブルが起こるケースも多い。
「トラブルを起こしたくない!」と思っている人同士でトラブルが起こってしまうなんて不思議な話しですよね。
そのキーとなるのが車間距離です。
トラブルのリスクは車間距離に比例します。
安全な車間距離とは
みなさんは運転をする時、前の車との車間距離はどのくらい空けているでしょう?
ちなみに道路交通法では、車間距離は何メートル必要なのかという細かい規定はありません。
「前を走っている車が急停止したときに、自分の車も安全に止まれるぐらいの車間距離が必要だ」というような規定があります。
そのため、時速60キロで走行中なら最低でも30〜40メートルぐらいは車間距離を空ける必要があるということです。
時速100キロなら車間距離は100メートル以上開けないといけませんね。
走行中の距離感は分かりにくいと思いますが、普通の乗用車がだいたい5メートルと考えればイメージしやすいでしょう。
一般道の走行でも車6〜7台分ぐらいの車間距離が必要だということです。
これが安全の基準ということですね。
安全のためには、みなさんが思っているよりも広い車間距離が必要なのですね。
しかしわたしの見立てでは、9割以上の運転者が車間距離の安全基準を満たしていない。
近年のあおり運転の危険性から、車間距離の保持違反の取り締まりが強化されていくようですからその点でも気をつける必要がありますね。
勘違いから生まれるトラブル
あおり運転などのトラブルに巻き込まれる原因は、「あおられた!」というような思い込みや勘違いから発展するケースが多い。
例えば、「ちょっと急いでいたために、いつもより車間距離を詰めて走行してしまった。」というような場面です。
もちろん本人は前の車をあおるつもりはなく、ただ無意識的に車間距離が詰まってしまっただけなのです。
しかし、前を走っている車から見ると、車間距離を妙に詰められているという事実があるため「あおられている」と認識してしまうことになります。
勘違いだったとしても「あおられている」という不快な精神状態は、ダイレクトに運転姿勢に影響を与えることが多く、ハンドリングが荒っぽくなったり加速や減速が激しくなったりします。
それは逆に後ろの車に対して「あおり運転」と勘違いさせることもあります。
もしかすると、故意に煽り返してくる悪質な行動に出る人もいるかもしれません。
こうなると、どちらが加害者でどちらが被害者かわかりませんね。あなたも知らないうちにあおり運転の加害者になっているかもしれません。
あおり運転トラブルは車間距離の狭さが元凶なのです。
あおり運転の加害者にも被害者にもなりたくなければ車間距離を確保することが最優先です。
運転するときは常に車間距離を意識してください。いつもの1.5倍の車間距離を空けて走行するようにしましょう。
常に車間距離を意識するクセをつけておけば、自分だけじゃなく周りの車に対する気遣いもできるようになります。
前方の車を追い越して走行車線に戻る際にも、車間距離を意識している人なら、追い越した車の車間距離にも注意を払います。そのため、追い越した後充分に距離をとってから走行車線に戻るようになります。
もしこの時、充分に距離をとらずに相手車の目の前で、走行車線に戻ってしまえば「威圧的な車線変更」と取られる危険性もありますからね。
周りへの思いやりが自分を守る
運転者の性格や精神状態によって車の運転姿勢が大きく変わります。
車間距離の感覚もスピード感覚もハンドリングの丁寧さなど、運転者によって感覚はバラバラですよね。
しかも、運転者同士は直接顔を合わせることがありません。
だから、相手の車間距離の狭い運転が「悪意」なのか「急いでいるだけ」なのか「運転者のクセ」なのかなんて自分の感覚では判断できません。
そのため「車間距離を詰められている」とか「荒っぽい車線変更」を見ると勝手に「相手に悪意があるんだ!」と勘違いしてしまうのは当然です。
こんな勘違いでトラブルに発展してしまうのは本当にバカらしいですよね。
不毛なトラブルを避けるためには先ず、周りの運転者に「あおられている」という勘違いをさせないことです。
普段の車間距離に気をつけるだけでこのリスクは驚くほど下げることができるのです。
そして、自分も周りの車を見て「あおられている」と勘違いしないことも大切ですね。
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