こんにちは(^-^)haruです♪
お金に余裕がある人とお金に困っている人には、お金に対する考え方に大きな違いがあります。
お金持ちになる人はお金持ちになるための思考で行動し、貧乏人は貧乏になってしまう思考に囚われています。考え方を変えれば、お金が逃げて行ったり寄ってきたりと変化するのです。
もしも、お金に余裕を持たせたいという願望があるのなら貧乏になる思考を捨てて、お金に余裕を持てる人の思考に近づけることが近道となります。
今回は「家計簿」についてのお話です。
家計簿はお金が消えいく人が使うもの
家計簿をつけるという習慣を身につけている人は低所得層に多い。
実は、家計簿を必死でつけている人は、お金に逃げられる性質を持っている人かもしれません。
世の中のお金持ちやお金に余裕がある人は家計簿なんかつけません。
「お金をたくさん持っているから節約する必要がないのだから当たり前でしょ!」って思う方も多いでしょう。
しかし、お金持ちの人が家計簿をつけない本質的な理由はそんなことではありません。
一般的には、面倒で手間がかかるのにもかかわらず家計簿をつける理由は節約のためです。
不必要な出費を明確にして、無駄遣いを減らす努力をするためです。
前提としてあるのが「無駄遣いを減らす」ことです。
ということは、家計簿をつけて節約をしようと思っている人というのは普段から無駄な出費をしていて、それを是正するためのツールとして家計簿を使っているのです。
つまり、家計簿とはお金の使い方に無頓着な人が使うものだということです。
そもそも、お金が集まってくる人というのは無駄遣いをしません。
何かを購入する時には、「本当に必要なものなのか?」「その金額を払ってまで手に入れる価値があるのか?」「コストパフォーマンスは?」「在庫になってしまわない?」というような思考のフィルターを通過したものだけを購入します。
それは小さな買い物であってもシビアな観点で買うか買わないかを決めることになるので、無駄な買い物をすることがありません。
無駄な物を買わないのですから、家計簿を使って節約をする必要が無いのです。
失敗するダイエットと変わらない
「家計簿をつければ節約できる。」というような都市伝説のような常識に縛られてはいませんか?
節約のためには家計簿をつけることが最善の方法だと思い込まされてはいませんか?
私から言わせれば、節約のための家計簿は、失敗するダイエットの同じだということです。
失敗するダイエットとは、無理な食事制限や辛いエクササイズなどを筆頭に、世に出回っているダイエット方法のほとんどです。
もちろんそれらのダイエットで成功を収める方もおられるのは確かですが、まず第一に考えてほしいのは「一生その我慢や努力を続けるのですか?」ということ。
今までにも、何度も言っていることですが、我慢や努力を一生続けるのは相当過酷で、強靭な精神力を必要とします。悲しい話ですが、それが出来る人はほんの一握りでしょう。
一時的に減量に成功しても、その努力や我慢を辞めた時点で間違いなくリバウンドを起こします。元の体重に戻ってしまうか、ひどい場合には以前よりも体重が増えることになります。ほぼ確実に失敗するようにできているのです。
なぜみんながダイエットに失敗するかというと、「〇〇をするだけで簡単に痩せれるよ。」という言葉を鵜呑みにして思考することを辞めているからです。
根本的な原因を考えなければ、それに対する対策を導き出せないのです。
「なぜ太るのか?」と原因を追求して、対策していかなければ同じ失敗を繰り返します。
節約をしなければならないのは無駄な出費をしているからです。
ならば第一にすることは「なぜ無駄な出費をしてしまうのか?」という根本的な原因を考えることです。
それを無くして、ただ単純に家計簿に頼るのは、根本的な解決にもならないのです。
もし、家計簿をつける努力を途中で辞めてしまったとしたら、待っているのはリバウンドです。
もしかすると、欲しいものを買うことを我慢したせいで以前よりも無駄遣いが増えてしまうかもしれませんね。
一時的な欲求が無駄な出費を増やしている
世の中には情報が溢れていて、普通に生活しているだけでも常にその情報にさらされています。
テレビCMで人気のある女優さんが宣伝しているだけでその商品が妙に価値の高い物に見えたり、インターネットでも頻繁に出てくる広告を見て「今一番売れている!」というような言葉で欲求が強くなったり、他にもコンビニやスーパーでも人間の深層心理に働きかけて衝動的に購買意欲を高めるような情報だらけです。
一般的な人は、それらの情報に影響されて、一時的な欲求で買い物をしてしまいます。買い物の判断基準は「欲しい」か「欲しくない」かです。
思考力を働かせることよりも、感情のような動物的本能だけで買い物をしているのですから、無駄な物やいらない物と気付かずに買ってしまうのは当然です。
一般的な人の多くは素直で純粋です。
販売促進のための企業努力にまんまとハマってしまっているのです。
それに対して、お金持ちになれる素質のある人は、お金に対してもともと思慮深い人です。しっかりと思考力を働かせて買う物を決めています。
買い物の判断基準は、「必要」か「必要ない」かです。
一時的な感情に流された買い物をしないから無駄遣いをすることが無いのです。
無駄な出費を抑えるために必要なのは感情を抑えて思考力を働かせることです。
無駄な欲求を抑えるためには、宣伝や広告などを意識的に見ないようにすることも有効でしょう。
お店に行く前に買う物を決めておいて、それをカゴに入れたら店内を散策するのを辞め即座に会計を済ませれはいいのです。
たくさんの欲求を駆り立てられるような情報が溢れている店内を散策すればするほど無駄遣いのリスクは高まります。
家計簿の欠点
家計簿をつけるというのは、節約のための一つの手段ですから、悪いことではありません。
しかし、節約のために大事な価値観を見落とす可能性が高い。
家計簿は買い物や支払いなどのお金の出入りを数値やグラフにします。
それを見て考えるのです。
「今月は食費がオーバーしてるから抑えないと。」とか「光熱費が高くなってるから来月は抑えよう。」と考えるのです。
とても大雑把な対策しかできないとか思いませんか?
食費、光熱費、雑費、交際費などの出費のバランスは正確に導き出せるかもしれません。
しかし、その中で無駄な出費が何だったのかが正確には分かりません、
〇月〇日のスーパーの買い物での無駄は何だったのか?
は判断でませんよね。
タイムセールで安くなっていたと理由で買った惣菜は本当に必要な物?
その日安くなっているからと買いだめしたものが結局賞味期限が切れて廃棄した。
レジの脇に置いてあるいちご大福を何気なくカゴに入れてしまった。
家計簿の数字だけでは、これらが無駄な出費だったと理解できないのです。
根本的な解決をせずに節約しようとしているのです。とても非合理的ですよね。
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