辛い仕事で過労を引き起こす前に…

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こんにちは(^^)haruです♪

みなさんは、仕事をする目的は何でしょうか?

中には仕事が趣味だったりする方や、仕事をすることに価値観を持っている方もいるのでしょうが、日本人の労働者の殆どの人の目的は生きていくための生活費を稼ぐためですよね。

しかし、生きていくための仕事によって、過労で命を落とすような被害を受ける人も居るというのはとても理不尽です。

ということで、今回は過労についてのお話しです。

現在、仕事が辛いと思っている人は是非読んでみてください。

 
 

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過労を引き起こす原因


世間的には、過労を引き起こすのは長時間労働が原因だと言う認識が強いですよね。

確かに、寝る時間も確保できないぐらい長時間働き続けると体には大きな負担となってきます。これも原因の一つではあるのですが、他にもっと根本的な原因があると私は考えています。

私の友人に、自営業をしているの人がいるのですが、その人は生活の内の殆どの時間を仕事に費やしています。

睡眠時間もまともに取っていないような事もよくあるようで、私が夜中でも朝でもいつ電話しても直ぐに電話に出るので、感覚的な感じでは、毎日3~4時間ぐらいしか寝ていないと思います。

それだけ働き続けているので、相当疲れが溜まっているのだろうと想像するかもしれませんが、彼は至って元気なのです。

私より一回りも年上なのに、私よりも若々しく生命力に溢れているので不思議ですよね。

それを観ていると過労に労働時間が関係あるのかが信じられないくらいです。

では、寝る時間も無く働いていても健康な彼が、長時間労働で過労を引き起こす人とはなにが違うかというと、心理面です。

彼は仕事を自分のためにしているので、とてもポジティブな感覚を持っています。

単純に、成果が出れば自分に帰ってきますから、普通のサラリーマンとはモチベーションが違います。
そもそも、仕事を「しなければならないもの」というような感覚は無く、自分の趣味のように仕事をしています。

仕事の苦労や大変さも含めて楽しんでいるのですね。

つまり、仕事をするにあたって一般的なサラリーマンとの違いは、「辛い想いをしていない」ということです。

心理的にポジティブな状態では過労を引き起こすリスクは下がるということです。

逆にネガティブな感情が過労を引き起こしてしまう大きな原因となってしまうのです。

ちなみに、私が以前勤めていた会社では、一月に残業時間が200時間を超える事もあるぐらい過酷な状態だったのですが、その時は、同僚でも過労を引き起こした人は一人もいませんでした。
理由はたぶん、残業手当などがしっかり付いたので給料がそこそこ高かったから、悲観的な心理にならなかったからだと思います。

   
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過労に陥りやすい心理


酷いブラック企業なのに辞めることができないのには、心理的な落とし穴があります。

人は、時間やお金や労力をかければかけるほど、のめり込んでいき手放すことができなくなってしまいます。

それは、ダメだとは分かっていても止めれないギャンブル依存症の心理や、キャバクラやホストクラブにどハマリして通いつめてしまう心理に近いかもしれません。

パチンコにお金をつぎ込むほど、勝ったときの幸福感が忘れられず、負けを取り返そうとしてハマっていきます。

キャバクラの女の子に合うためにお金を使えば使うほど、いつの間にか見返りを求めるようになり、抜け出せなくなったりします。

身近な所では、スマホゲームなどに課金する人も同じ状態になる可能性がありますよね。
ゲームに課金すればするほど、せっかく育て上げたアカウントを手放すことがもったいなくなって、辞めたくても辞めれなくなり、強迫的にそのゲームを続けてしまっている人もいます。

努力すればするほど、お金をかければかけるほど、時間をかければかけるほど、抜け出せなくなっていくのです。

このような心理は、仕事に関しても同じ働きをしてしまいます。

特に真面目で良い人なほどハマってしまう可能性が高いのです。

頑張って猛勉強して大学に行き、就職活動でも頑張って勝ち抜いて人気企業に就職できたとします。

その就職を手に入れるために、人生の時間、労力、お金を大量につぎ込んできたのです。
そして、勤め始めると厳しい新人研修などを耐え抜き、頑張って仕事を覚えてようやく社内で一人前として働く事ができるようになるのです。

ここまで来るまでの間に、つぎ込んできた「人生」は相当な量ですよね。

誰でも、そんな物を簡単に手放すことができませんよね。

だからこそ、拘束時間が異常に長くても、賃金が低くても、パワハラを受けても、我慢し続けてしまうのです。

しかも、務めている会社がブラック企業であったり長期間働き続けるほど、つぎ込む労力が大きので、より大きな力で会社に引っ張られてしまい抜け出せなくなくなってしまうのです。
 
 
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辛いことから逃げる事


日本人は、辛い事を我慢するように教育されています。

我慢できる事を美徳としているのですね。

そのため、辛い仕事から逃げることは、「根性無し」や「ダメ人間」というようなネガティブなイメージを持ってしまいます。

しかし、時には辛い事から逃げる事が大切です。
務めている会社が、酷いブラック企業なら辞めることが正しい選択なのですから。

私から言わせれば、「逃げる」という選択肢を持っている人の方が優れていると思っています。

例えば、酷い勤務状態で辛い思いをしていても辞めることができない人というのは、辞める勇気が無いから現状を維持して我慢し続ける選択しかできない人です。

選択肢が他に無いと言うことは、それだけでプレッシャーとなり、精神的に追い詰められる結果になってしまいます。

 
だから私が言いたいのは、

「辛ければ逃げましょう!」

ということです。

もしくは、常に逃げれる準備をしておく事。
「逃げる」という選択肢を確保しておけば、精神的に追い詰められることはありません。

辛い思いで働き続けて得られるものは、とりあえずの収入と体裁だけです。

健康や労力を奪われるなどのリスクの方が相当に大きいのですから。

 
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最後に

自分が生きるための生活費を稼ぐために仕事をしているのに、それによって健康や命を奪われるなんて本末転倒です。

それを理解できてない人は、「仕事を辞めたい」と相談された場合、引き止めてしまうのです。
悪意があるわけではなく、それが本人のためだと思いこんでいるから余計にやっかいです。

しかしこれは、「会社のために命を捧げろ!」って言っているのと同じです。

もし、大切な人が仕事で辛い思いをしているなら、「逃げる」という選択肢を与えてあげる事が優しさなのです。

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