こんにちは(^^)haruです☆
部屋が散らかっていて、片付けができなくて困っている人はとても多いですよね。
片付かない理由は、時間がない、手間がかかる、ズボラだから、片付け方を知らない、自分には片付ける能力がないなどの理由が出でくるのではないでしょうか?
これらは全部大きな勘違いです。
たとえ、毎日1時間の余裕ができたとしても、誰かから片付けの方法をレクチャーされても片付けることはできないでしょう。
スッキリとしたキレイな部屋を維持するために必要なのは、努力することでも、我慢することでも、勉強することでもありません。努力や我慢に頼った方法は維持することが困難だから挫折したり失敗したりするのは当たり前です。
キレイな部屋作りのためには、たった1つの散らかる原因を無くしてしまえばいい。
それはとても簡単なことで、誰でも確実にスッキリと片付いた部屋をキープすることができるようになります。
努力も我慢もせずに目的が達成できるのですから、是非参考にしてみてくださいね。
なぜ片付かないのか
世の中には、「プロが教える片付け方法」や「誰でも片付く収納グッズ」というような本がたくさんありますよね。本だけではなくテレビ番組でも片付けや収納グッズ等を扱った企画が度々放送されていたりします。
これは「片付け」に対する需要の高さの表れであり、多くの人がスッキリと片付いた居住空間に憧れているということです。
片付け意識の強い日本なのですが、実際にはどうでしょうか?
私が今までに沢山の家庭に訪問した経験から判断すると、スッキリと整理整頓された家というのは1割といったところでしょうか。
職場の中でいえば、デスクの上が片付いている方はもっと少ない割合でしょう。
もしあなたが、自分には「片付け」の能力がないのだろうと絶望感を感じているのなら安心してください。
世の中の殆どの家庭は整理整頓されていません。
日本人の殆どの人が家の綺麗さに満足していないのです。
「片付け」が苦手だと思っているあなたが多数派であり、日本の中では「片付けできないこと」は普通なのです。
片付けや収納グッズなどの情報をいくら本で読んで吸収しても片付けられないという人が殆どなのですから、自分だけが片付けできないと劣等感を感じることも無意味です。
では、片付けられない原因はなんでしょう。
みんな片付け方を知らないわけでもありませんし、面倒くさがりで片付けができないとか、何か精神的な疾患があるため片付ける能力がないわけでもありません。
いくら本やテレビで片付け方のレクチャーを受けてもみんな片付けができない理由は単純に根本的な解決方法を教えてもらっていないからです。
そもそも、片付けができる人が「こうすれば片付けできるよ」って教えてくれたとしても、それは片付けできる人の方法です。
世間にはさまざまな生活スタイルの人がいます。家族の数も違えば、家族構成も違い、在宅時間、居住場所や家の間取りや収納スペース、家にある家財など人それぞれですよね。
全く違った生活スタイルの人が同じようにその片付け技術をコピーできるはずがありません。
まず第一に根本的な散らかる原因は「モノの多さ」です。
私の見てきた家庭の中では、散らかりレベルとモノの多さは比例しています。散らかり方が酷い家庭ほど、細々とモノが溢れています。
もちろん、中には沢山のモノを限られた収納スペースにビッシリと収納する技術を持った超几帳面な片付けのプロフェッショナルな方もいますが、これは特殊な才能といってもいいでしょう。
こういった人たちが片付け術の本を執筆したりレクチャーしたりするのです。当然私たちのような一般的な人にはマネして継続し維持することなんか不可能に近い。
片付けできない人が片付けできるようになる解決方法は2つです。
1つは、家にあるモノを減らすこと。
もう1つは、超几帳面な性格に人格改造すること。
このどちらかです。どちらがあなたにとって現実的かを考えてくださいね。
私は、人格改造の仕方を知りませんので、今回は「モノを減らす」方法についてのお話をしますね。
7割のモノはいらない物
人が普通に生活するために最低限の必要なモノというのはみなさんが思っているよりもかなり少ないのです。
私の感覚的には、散らかっている家庭の中にあるモノの7割は無くても大丈夫なモノです。
もし、その7割のモノがなくなったら、引き出しの中がぐちゃぐちゃに溢れかえることもなければ、戸棚の中からモノが雪崩れてくるごとがありません。
そうなれば、引き出しの中からモノを探して取り出す労力や、使い終わったモノを戸棚の中に収納する労力も削減されるのです。
ぐちゃぐちゃの引き出しやパンパンに詰まった戸棚は片付けようと思えば相当手間がかかりますよね。だから片付ける気が起きないのは当然なのです。
人は、使ったモノをテーブルの上に置きっぱなしにしたり買ってきたモノを床に放置してしまう理由は殆どの場合、「片付けるのが面倒だから」か「収納する場所が無い」のどちらがでしょう。
これはモノを減らせばどちらの問題も解決します。
だからモノを減らすと言うだけで、自然と片付きやすい部屋が出来上がっていきます。
モノを減らさずに相当な努力で片付けることも不可能ではありません。しかし、一時的にキレイになっても、そのキレイさを維持するためには常に努力し続ける必要があります。
終わりの見えない努力は長続きしないのでオススメしません。
ルールを決める事
「キレイな部屋を維持する」という目的達成するためにはモノを減らす必要があるのですから、モノを減らすためのルールを作りましょう。
「使ってないモノは捨てる」とか「いらないモノは買わない」といったような大雑把なルールではダメです。
こんなことは誰でも理解していることですよね。でも実行できないから部屋にモノが溢れてくるのです。
みなさんは、なぜ実行できないのかというと、必要なモノと必要ないモノの区別ができていないからです。
机の引き出しに入っている1年前に購入したボールペンが必要なモノなのかどうか?
購入してから一度も開けることがなかった家電製品の説明書は必要なのか?
正解はどちらも必要ないモノです。
みんなこの区別ができないから、モノが溢れていくのです。
これらを的確に区別をするためにはシンプルで的確なルールを作る必要があるのです。
そして、そのルールは自分で試行錯誤して作っていくものです。生活スタイルの違う他人のルールをそのままコピーしてうまくいくものでもありません。
私の決めているルールを紹介しますので、それを参考にルール作りをしてみるのも良いでしょうね。
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買いだめはしない
買いだめは非常に危険な行為です。買いだめの癖かついている人は際限なくモノが増えていってしまいます。
たくさんのモノに囲まれているとなんとなく安心感が得られますよね。たから、「いつか使うから買っておこう。」とか「安売りしているからたくさん買っても損はしないよね。」といった理由をつけて買ってしまうのです。
確かに、1本150円のペンを10本セットで1000円で買えたとしたら、金額的には500円分を得をしたことになりますよね。
そのペンを一本使い切るのにどれだけの期間がかかるでしょう?3ヶ月?半年?もしかしたら1年ぐらい持つかもしれませんね。そのペースでペンを使っていたとしたら…。はたして数年前に買っておいたペンが正常に使用できる状態をキープできているでしょうか?
ちなみに私は過去に、気に入っているボールペンを22本セットでまとめ買いして、数年後にその内の20本が使える状態ではなくなっていて捨てた経験があります。
買った時は得したと思っていたのが、実際は大損しているのです。
在庫を抱えるということは、金額的な損失以外にも保管場所や管理する労力など多くの損を抱えるリスクが高くなっていくのです。
私の家の近くには、徒歩10分圏内にスーパー、コンビニ、ホームセンター、ドラックストアがあります。そこで手に入るものは基本的に家にため込まない。なくなる頃に買いに行きます。
本は買わない
片付けできるようになるために「片付け術」の本を買って家に一冊や二冊置いている家庭をたまに見かけます。
これは、散らかる原因を1つ作り出していることに気付いていないんですよね。
モノを減らすべきなのに、モノを増やしてしまっているのだから本末転倒です。
気になる本を買ったとして、読み終わったらその本はどうなっているでしょうか?ほとんどの本は何年も読まれることなく本棚に眠っているのではないでしょうか?
本も居住スペースを圧迫するだけの邪魔な在庫となってしまうのです。
これを解消するためには、本は電子書籍で買うことです。本をデータで持てば、どれだけ量が増えてもかさばらない。
商品の説明書や箱は即座に捨てる
説明書や商品の箱はほぼ使うことがありませんよね。
デザインが良くキレイな箱であっても使うことがなければただのゴミです。
扇風機やファンヒーターなど、使わない季節に保管しておくための箱以外は捨ててしまいます。
説明書も必要ならネットで探せば見つかります。
割引券やポイントカードは持たない
頻繁に行くスーパーやコンビニのポイントカードは持っていても良いのですが、次にいつ行くか分からないようなお店のカードは作らないようにしましょう。
お店が割引券やポイントカードを配る理由は、販売促進の為です。お客さんの損得感情を刺激して、いらないモノを買わせたり、必要以上に買わせるための物なのです。割引券があるから買って得したと思っていたら、最終的に使うことなく押入れの中で眠っているなんて経験がある方も多いと思います。
だからポイントカードを持っているだけで、販売促進の罠にハマってしまうリスクも高くなります。
ちなみに、店舗のポイント還元を差し引いても、ネットで購入した方が得をする商品は圧倒的に多いですね。
書類はデータにして保管
書類整理ができていないというのは、散らかっている家の典型です。
役所からの通知や保険の案内、小学校のお便りなどたくさんの書類が届きますよね。
あとで読もうと思って溜め込んでいるうちに収集つかなくなっているのです。届いた書類が必要なものかどうかが分からないから「とりあえず置いておこう」っていう考えが溜め込む原因になります。
基本的に書類は捨てることです。
契約書や保険証券など、その紙自体に価値や意味のある書類以外は全部いらないものです。
必要な情報が書いてある書類なら、写真を撮ってデータにして保管しましょう。
書類データの保存はアプリのEvernoteで管理することをお勧めします。Evernoteなら写真を撮りすぎてスマホのストレージ容量を圧迫することがありません。だから必要かどうか分からない書類もとりあえずEvernoteに保存しておけばいいのです。
最後に
ここに書いたルールを実行するだけでも確実にキレイな部屋に近づきますが、これらを参考に、自分流のルールを試行錯誤して作っていくことが重要です。
ペンやカードや書類みたいな小さなモノを部屋の中から減らしただけで、「本当に片付くの?」という疑問を持つかもしれませんが、収納スペースを占領して片付けにくい部屋を作り出しているのは確実にそういった「小物」です。
キッチンの戸棚や食器棚、押入れの中やタンスの中まで、ほとんど使われることなく場所を占領しているだけのモノや、なくなっても害が無いモノはたくさん眠っているはずです。
そんな「いらないモノ」を減らすため、増やさないためのルール作りが、あなたの部屋を徐々に散らかりにくい部屋へと作り変えてくれるのです。
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