こんにちは(^^)haruです♪
もう今年もあと僅かですよね。
年が開けると進学や就職や転勤の季節が始まり、すでに準備を始めている方も多いかと思います。
それに伴って、この時期は新しい土地に引越しをする人も増えるのですね。
しかし、「引越し」というのは、多くの人は人生で何度も経験することがないので、よくわからないことが多いですよね。
引越しの費用はいくらぐらいかかるのか?
どんな事に注意をしたら良いのか?
どんな業者を使ったらいいのか?
などの引越しの疑問を解決していきたいのと思います。
私は、過去に引越し業界で働いていた経験が有り、現場作業も営業も管理職も経験しています。引越しに関するプロ目線の知識を是非参考にしてみてください。
引越しは業者にお願いする方が経済的
引越し業者が少なかった時代の引越しは、親戚や友人などに手伝ってもらって、家族総出で作業するような事が多かったようですね。
その頃は、引越しを運送業者さんに頼もうと思ったら、高額な作業代金を支払わなければならなかったのです。
しかし今の時代は、引越しを請け負ってくれる運送業者が非常に増えており、顧客の奪い合いが起きるほどに大きな市場となっているのです。
だから、サービスの低価格化が進みサービスや付随作業の内容も向上していっているのです。
引越し業界も、高サービスを低価格で、大量に提供するという、薄利多売の波に飲まれてしまっているのです。
経済的には良くない傾向で、ブラック企業を生み出すリスクが高くなっているような状態なのですが、顧客にとっては嬉しい傾向でもあります。
品質の高いサービスを低価格で受けることができるのです。
時間や労力の面でも、今の時代は業者さんにお任せするほうが得なのです。
引越し料金ってどのぐらい?
運送業者にお願いする場合の引越し料金はどのぐらいかかるのかはあまり知られていませんよね。
引越しはあまり頻繁にするものでは無いので、料金の比較がしにくいのです。
それ以外にも、全く同じ条件での引越しのというのもありませんから、その点でも比較がしにくいのです。
場所、荷物量、日程、家の造りなどの条件が全く同じ引越しなんて存在しないですよね。
なので、友達の家が5万円で引っ越ししたからと言って、自分の引越しも5万円でできるとは限らないのですね。
引越し料金の基準
引越し料金は、いろんな条件の違いで大きく変っていきます。
運送業者が金額を設定する上で重要な条件を4つ紹介します。
条件①運ぶ荷物の量
荷物の量によって使うトラックの大きさや台数、作業員の人数が変わります。だから単純に荷物の量が増えると料金が上がるのですね。
条件②移動距離
引越し先までの移動距離が長くなると、トラックの燃料代がかかり拘束時間が長くなるとため、料金が上がります。
近距離の引越しの場合は、移動時間が1分の距離でも20分ぐらいの距離でも、金額はあまり変わりません。
条件③作業にかかる時間
高層マンションの高層階だったり、トラックから部屋までの距離が遠いというような引越しなら、少ない荷物量でも作業が長時間かかる事になるので、人件費が大きくなりトラックの拘束時間が長くなるので、料金が上がります。
条件④引越しの需要
金額が決まる条件で一番重要なのは、需要の高さです。
引越しの需要の高い日は、ある程度予測ができます。
・土曜日や日曜日や祝日にしか引越しの立会ができない人が多いので、自動的に引越し件数が集中します。
・暦の「大安」の日に引越しをすることを好む人もいるので、人気日となっています。
・賃貸住宅の家賃の関係上、月末に引越しが集中します。
このような引越しが集中する日は料金が割高になってしまいます。
引越しの事業者は、限られたトラックの数と作業員で引越し作業をやりくりするので、一日に引き受けることのできる引越し件数は限られています。
そのため引越しの人気日には、割高でも引越ししたい人や、引越ししなければならない人が増えるので、必然的に料金が上がってしまうのです。
逆に、引越しの少ない日には、高い割引率で引越しを請け負ってくれます。引越し件数が少なくてトラックや作業員を遊ばせておくほうが企業にとっては不利益になりますから、少ない利益でも請け負ってくれるのですね。
場合によっては、赤字になるほど割高してくれる業者さんもあります。
その他にも忘れてはならないのが、引越しの多いシーズンには引越し料金が跳ね上がるという事です。
それは、進学や就職の季節で3月の中旬以降と4月上旬ぐらいの間です。この時期の引越し件数は、どこの業者さんでもトラックが足りないぐらいの受注があります。
引越し業者さんが許容件数を超えて、引越し自体できないという「引越し難民」が溢れてくるぐらいの引越し件数があるのです。
もし、引き受けてくれる業者さんが見つかっても、普段の2倍や3倍の引越し料金がかかるというような状況になってしまいます。
例えば、東京から大阪までの引越しで普段なら15万円で契約できるような内容の引越しが、この繁忙期の時期なら、50万円かかるって言われてもおかしくないのです。
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引越し業界内にある料金の一つの基準
引越し業界での「暗黙の了解」があります。
どこの引越し業者さんでも、値引きを前提に話が進んでいきます。
熱心に値引き交渉したり、合見積をとって金額を比較しながら営業マンと交渉することで引越し料金が下がっていくことが多いのですが、実はどこの業者でも金額を下げれる最低ラインは決まっているのです。
最低ラインは「1トンあたり1万円」という認識です。
例えば、
2tトラック一台分の引越しなら2万円。
4tトラック一台分の引越しなら4万円。
これが、値引きできる最低ラインだということです。
引越し先が近場であること、作業時間もかからないこと、好日程などの条件を満たしている場合であれば、そこまでの値引き交渉できる可能性があります。
もしそれ以上金額が下がるとしたら、赤字で引越しを請けてくれるのだと思ってください。
最後に
やはり、引越しシーズンの引越しはオススメできませんよね。
10万円単位で、引越し料金が割増になることもあるのですから半端ないですよね。
高級な家具や家電を買えるぐらいの差額なのですから…
もし、引越しシーズンに引越ししなければならないって方は、よく考えて工夫してみましょう。
例えば、3月末にしばらくの生活に必要なものだけを宅配などで新居に送っておいて、一ヶ月後に低価格で引越しをする。
というような工夫ができる場合もあります。
優良な業者さんの営業マンなら、こういった相談にも乗ってくれるので、よく検討してみましょう。
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