こんにちは(^^)haruです☆
朝寝坊しているわけではないのに、いつも時間に追われている。
そんなバタバタ生活から開放されたいですよね。
だから「あと30分早起きするぞ!」ってなるんですよね。
でも、これが間違いです。
結果的には、ただ睡眠時間を削っただけ。
大切な時間の価値観
時間が無くていつもバタバタしてしまう人。特に、朝起きてから家を出るまでの間の準備にバタバタと振り回されている人はとても多いのではないでしょうか?
あなたにも心当たりがあるかもしれません。
一日の始まりである朝からバタバタと時間に振り回されるような生活は避けるべきです。朝一からのイライラや焦りは精神衛生上良くないし、忘れ物や遅刻や事故などの物理的な悪影響も起こしますからね。
それらが余計な悪循環を起こすのは誰でもわかりますよね。
他にも、待ち合わせや出勤に時間ギリギリで、時間に余裕が持てない人は周りに良い印象を与えません。一度「時間にルーズな人。」とレッテルを貼られてしまえば付き合いを敬遠されることも多くなります。
特に、時間を大切にする世の中の成功者や自分にとってプラスとなる人との接点は消滅すると思ったほうが良い。
つまり、バタバタ生活は皆さんが思っている以上に失うものが大きいということです。
「早起き」間違った改善方法
そんな生活がイヤになって改善しようと考える人も多いのですが、それと同じくらい改善に失敗する人も多いのです。
それはやはり改善方法が間違っているからでしょう。
そもそも、毎日朝起きれなくて時間が無いという人は論外なのですが、そういった人は少し早起きすることで、この問題は解決です。
問題は、しっかりと朝起きているのになぜかバタバタしてしまう人です。
毎朝、出発時間の1時間前にしっかり起きて準備を始めるのに、家を出るのがギリギリの時間になってしまう。駅まで小走りで向かいギリギリセーフで電車に乗る。
なんとか仕事には間に合うのですが、たまに失敗して遅刻することもあるかもしれません。
毎日朝から大変ですよね。
そんな人は職場の上司から「もう少し朝早く起きなさい。」と助言を受けることもあるはずです。
確かに、「自分は朝の準備に時間がかかるんだ。」とか「自分はやることが遅いんだ。」というのなら、解決方法として「もう少し朝早く起きる」のは理論的には正しいのかもしれません。
しかし、試した人のほとんどが体験すると思いますが、30分早く起きたからといって30分も時間に余裕ができるというわけではありません。大抵の人がいつもより30分も早く起きたのに結局いつもと同じようにバタバタとしたギリギリ生活になってしまう。
時間に余裕があると思ってのんびりしてるわけでもないのに、なぜか時間に追われてしまうのです。
不思議ですよね。
これでは、ただ単純に睡眠時間を30分削っただけです。
なせこんなことになるのかというと、脳の性質によるものです。
人の脳は作業のパフォーマンスを、完了時間を基準にして設定しまう習性があるからです。
例えば、普通に3日で終わる作業内容でも、「10日以内にやってね!」と指示されたら、なぜかその作業が10日間かかってしまう。本人はサボっているつもりでもゆっくりやっているわけでもありません。
脳が勝手に10日かけるように作業パフォーマンスを設定してしまったのです。
3日でやれ!と言われれば3日でできるのに、10日でやれと言われれば10日かかってしまう。
これは、朝の出発準備も同じです。
与えられた時間が増えればその分時間をかける結果になってしまうと言うことです。
大切なのは時間の使い方
一般的なイメージでは「早起き」は良いことだと思われていますよね。
確かに時間に追われてバタバタとするより時間に余裕を持った方が良いのは当然のことです。
でも、早起きしたからといって時間に余裕ができるというのは大きな勘違いなのです。
いつも時間に追われているのは、時間の管理能力が低い人です。
そういった人が何も考えずに早起きしたところで時間に余裕を持つことはできません。
だって、お金をたくさん与えられてもそのお金を無駄遣いしたら金欠になるのはあたりまえなのと同じ。お金をたくさん手に入れること以上にお金を上手に使うことが重要なのですから。
特に時間は有限です。お金のように頑張れば増やせるというものではありませんよね。
そのため時間の管理はお金の管理よりも重要です。
30分早起きして30分を無駄遣いしたらマイナスでしかありません。
もし、時間に余裕を持ちたいと思うなら、まずは時間の使い方を正すことです。
時間の無駄遣いを省き、限られた時間で作業を完了させる事ができるようになって初めて「早起き」が意味を持ちます。
時間管理ができないうちは、「早起き」は害でしかないということですね。
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