お金に縛られる人が陥る買い物のワナ。自分の意思とは関係なく買わさせられている

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こんにちは^_^haruです☆

お金に困っている人は、買い物の仕方に問題があります。
みなさんは何かを買う時には、「欲しい」とか「自分に必要なもの」と思って購入に至ると思うのですが、それは本当に自分の意思でしょうか?

実は、多くの人は自分の意思で買い物をしていません。
催眠術のように「欲しい」とか「必要だ」と思い込まされている可能性が高い。
世間での宣伝や広告に影響を受けて勘違いさせられている人ほどお金に余裕がありません。

そしてそれを自覚している人は少ないです。
「私は自分の欲しいものを自分の意思で買っているから大丈夫だよ。」って思うかもしれませんが、そんな人に限って周りからの影響を受けまくっているのかもしれません。

もしあなたの家の中が、たくさんの物で溢れていたりするなら要注意です。
メーカーが違う似たようなドレッシングが複数冷蔵庫に入っていたり、机の引き出しの中に使っていない物がつまっていたり、戸棚を開けたら中から物が溢れてきたりするような人。
心当たりがあるなら気をつけてください。
間違いなく、自分意思とは関係なくいろんな物を買わされています。

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販売促進とは要らないものを買わせる技術


どんな企業でも、商品やサービスを消費者に売ることで利益を上げますよね。たくさん売れれば多額利益を得ることができ、全然売れなければ利益を得ることはできません。

だから、自分の利益を上げるために、たくさんの消費者の方々に買ってもらうための努力をします。それが販売促進活動ですよね。

販売促進は、大きく分けて2種類の方法に分かれます。

まず1つは、企業間の競争に勝つための努力です。
例えば、家電を販売しているライバル店はたくさんありますが、その中から自分のお店で買ってもらう努力をします。営業をかけたり、割引したり、心地よい接客を心がけたりする事で他のお店と差別化する事で、お客さんを自分のお店に呼び込んで行ったりしますよね。
でも、テレビを販売していても、テレビが欲しいと思う人がいなければどれだけ企業競争に勝ち抜いたとしてもテレビを売ることはできません。

そこでもう1つの販売促進活動として、要らない物を買わせる努力をするのです。
テレビを必要としてない人の感情に働きかけて、テレビを買わせるのです。

例えば、「今買っておかないと損をする。」と思わせたり、「これは自分に絶対必要な物だ!」と勘違いさせたりして販売に繋げます。
特に、「損をしたくない。」という損得感情に働きかけると人は簡単に操作されてしまいます。

詐欺事件でもそうですよね。
殆どの詐欺事件は、人の「損したくない」って感情をうまく利用して人からお金を引き出させます。
そして「損したくない」という感情が強ければ強いほどこのカラクリにハマりやすいのです。一度詐欺の被害にあった人がまた同じような詐欺に引っかかってしまうのは、前に損した事で更に「損したくない」という感情が強くなってしまうからです。

程度の低いバカバカしい詐欺に引っかかってしまう人は、バカな人なのではなく、損をしたくない人なのです。
詐欺行為は犯罪ですが、同じ心理的なカラクリはどこのお店でも合法的に使われています。

しかも、このカラクリにハマりやすい人というのは、「損したくない」という思いが強い低所得者、節約志向の強い人、お金に縛られて生活している人などです。

つまり、日本人のほとんどの人は、いろんな販売者の心理トリックによって「要らない物を買わされている」と言えます。

 

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お金の感覚が無いから買わされる


お金持ちの人やお金に余裕のある人は、「損したくない」という感情が薄いためこの心理トリックにハマりません。
だからお金持ちの人は無駄な買い物が少ない。逆に節約しようと思っている貧乏人ほど無駄な物を買わされているのです。弱者から自然に富を搾取する仕組みが資本主義社会では自動的に出来上がってしまうのです。

要らない物を買わされないようにするためには、まずこの事実を理解しましょう。

そして買い物する時には損得感情で衝動的になるのではなく、しっかりと思考力をはたらかせることです。

世間には、人の心理を利用することで金銭感覚を鈍らせて販売に繋げる方法はたくさん存在しているのですから。

 

100人に1人が無料キャンペーンって得なの?

たまに見かけますよね。「◯◯人に1人の購入金額を無料にします!」というキャンペーンです。

少し前にも家電量販店のPayPay支払いの方に対して、このようなキャンペーンが開催されて一時話題になっていましたよね。その機にスマホ決済アプリのPayPayに登録した方も多いですよね。

このキャンペーン、確かに「無料」という言葉は魅力的ですよね。もしかしたら自分が100人のうちの1人に選ばれたら超ラッキーです。買う予定ではなかった家電もこの際買ってしまおうかという気にもなりますよね。

「よくぞ赤字覚悟で、ものすごいキャンペーンを開催してくれたもんだ!」と思いますよね。

実はこのキャンペーン、少し数字に強い人からの印象はちょっと違います。

確率は100分の1です。
もし、100人の人が1万円の買い物をすると売り上げは100万円です。
その100人のうち1人が無料になるのですから、それを差し引くと99万円になりますよね。

察しの良い方は分かると思いますが、これって事実上1%割引きなのです。
世の中にはもっと割引率の高い販売店はたくさんあるはずです。合理的な思考なら、1%割引きに一喜一憂するはずありませんよね。

つまり、このキャンペーンは、開催者が物凄い低いリスクで、大量の消費を誘発させたということです。

結果的に、特に必要じゃないものを買ったり、来年買い換える予定だった家電を前倒しで買ったり、中にはキャンペーンに参加するために衝動買いに訪れた人もいるはずです。
損得感情を刺激されて、まんまと要らないものを買わされてしまいましたね。

 

特売しているスーパー

人は、何かを買おうと思ったら基本的には身近なお店に行って買い物します。何か特別な思い入れがある場合は別ですが…。
普段の食材の買い出しは、みなさん家の近くのスーパーに行きますよね。
でも、たまにちょっと離れたスーパーの特売の広告を見かけて、遠出することがある人も多いでしょう。

近隣の住民だけじゃなく遠くからもお客さんを呼び込もうとするのは、ただ単純に「今日はお客さんをいっぱい呼びたい!」と思って発信した特売ではありません。

「遠方から来たお客さんは、たくさん買ってくれる。」という理屈に基づいています。

買い物で遠くに行けば行くほど、一人当たりの購入金額が上がるというデータがあります。
人は、目的のためのコストが高ければ高いほど見返りを求める傾向があります。この場合のコストといえば、移動時間や交通費などです。
この状況下では、「せっかくここまできたんだから…」とか「普段なかなか来れないお店だから、買っておかないと損」というような感情が働き、財布の紐が緩んでしまう。

いつも通りのスーパーで買っていたら5000円で収まっていたものを、遠出して買い物をしてしまったがために10000円分も買ってしまうという結果になるのです。
この差額の5000円とは、本来なら買わなくてよかったものです。
これも要らないものを買わせる技術ですね。

住宅の少ない都会の真ん中にあるデパ地下が繁盛するのはこのような心理を利用しているからですね。

 

食料品売り場の試食

試食に力を入れているお店も多いですよね。
例えば、コストコでは店内のいろんなところで様々な商品の試食を行なっています。こんなにたくさん試食して良いんですか?って驚くくらいですよね。

この「試食」は何のためにしているか分かるでしょうか?
商品の美味しさをお客さんに理解してもらい購入意欲を高めるためでしょうか?答えはNOです。

試食の意図は2つです。

1つは、空腹感を誘発すること。
みなさんも経験あるかもしれませんが、お腹が空いている時に買い物に行くと衝動買いのリスクが高くなります。それは食品に限らずバッグや家電などでも衝動買いしてしまいます。
コストコに食品を買いに来たのにテレビを衝動買いするなんてことが実際に起こってしまうのです。

空腹状態の人は、客単価が高くなります。それだけ要らない物を買わされているという事ですね。
人は空腹という不安感を解消するために、無意識に「購入」や「保有」によって安心感を得ようとします。
お金に困っている人ほど家に物が溢れているのと同じ原理です。

もう1つの意図は、「お返しの心理」を利用する事です。
一般的な人は、無条件に何かをしてもらうと相手に対して、「何かをお返ししたい。」という心理が働きます。
試食を受け取ると、「タダで貰って申し訳ない。」とか「渡してくれた店員さんのために、買ってあげたい。」と思った経験がある方も多いはずです。
その心理効果を上手く使って販売に繋げます。
これも、試食が無ければ買う必要のなかった物なのですから、要らない物だという事です。

 

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買い物は自分の意思でするもの


みなさんが普段利用するコンビニやスーパーは、商品の並べ方や配置場所なども緻密に計算されています。
無意識に特定の商品を手に取らせたりすることもできますし、コンビニの店内での歩く道順も操作されます。

例えば、お弁当を買いにコンビニへ行くとします。
だいたいどこのコンビニでも、入って直ぐにレジがあり、その先の正面にお弁当コーナーがあるはずです。
でも、ほとんどのお客さんは入り口に入って直ぐに曲がって雑誌コーナーを通り、ドリンクコーナーからぐるっと回ってお弁当コーナーにたどり着きます。
お客さんに無意識にこのような動きをさせることによって、お弁当コーナーに到達するまでにたくさんの商品を見せて、ついで買いや衝動買いを誘発させるのです。

買い物に来て無意識の行動は簡単に操作されて、要らない物を買わせるトリックにハマってしまいます。将来のために節約した二千円や三千円なんかすぐに飛んでしまいますよね。

かといって、こういった心理トリックがダメだというわけではありません。売り上げ上げるための当然の企業努力です。
無知な個人の責任です。

もし、将来のことを考えるのなら節約することじゃなくて、心理トリックにハマらないように買い物をすることを心がけることの方がずっと効率的ですね。

スーパーで手に取った物が、本当に必要な物なのかを考え、なぜ手に取ったのかをしっかり考えましょう。
手に取ったのは、自分の意思とは別の何かの理由があるのかもしれません。

お金を使う時には、しっかり思考力を働かせることです。

 

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