こんにちは(^^)haruです☆
わたしは今までにいろいろな習慣改善を行ってきましたが、その中で一番「辞めて良かった!」と思えるものはタバコです。
単純に吸ってて良いことなんて無いに等しい。
わたしはタバコを辞めて6年が経つのですが今になって思うのは、やはりタバコの害は凄まじいということです。
一般的に「タバコの害」といえばみなさんよく分かっていると思います。
タバコを吸い続けると肺の機能が…。とか、
肺ガンになるリスクが高くなる。
タールやニコチンには依存作用があって、禁断症状が発生して…。
などタバコを数人なら誰でも知っている害ですね。
わたしは専門家ではないので、どれほど体に悪いのか分かりません。
だからそんな一般的な話ではありません。
一般的な知識ならわたしよりも現在もタバコを吸っている人たちのほうがよく分かっているはずですからね。
タバコを辞めたからこそ理解できたお話です。
タバコは危険なリセットボタン
喫煙者ならよくわかると思いますが、イライラしているときや緊張状態のときにはタバコを吸いたいという欲求が強くなりますよね。
それは、喫煙によってイライラや緊張がほぐれるからです。
仕事で上司にパワハラを受けてイライラしているときに、ちょっと喫煙所に行ってタバコを吸う。
煙を空気と一緒に深く吸い込んで、ゆっくりと「ふぁー」って吐き出すときにイライラも煙と一緒に吐き出されていく感じがします。
まるでストレスのリセットボタンですね。
煙を吐き出した時点で「まぁいいか〜。」「どうでもいいや〜。」って感じでその場は一旦イライラが解決するのです。
だから喫煙者はタバコを精神安定剤のようなものだと勘違いしている人も多い。
一時的に不安や緊張やイライラなどのいらないストレスを解消してくれるのですから良いことだと思いがちですが、実はここに潜む危険に気づかない人がほとんどです。
ストレスをリセットしたからといって、そのストレスの原因が解決したわけではないということです。
務めている会社のブラックな体質、上司のパワハラ、老後の不安、夫婦間の意見の食い違いや友人とのいざこざなど、誰でも普通に生活しているだけでいろいろな問題を抱えて生きてます。
これらは解決するべき問題です。
しかし、喫煙によってストレスをリセットしてしまうと、問題を解決しようという気持ちも失せてしまう。
「ふ〜。まぁいいか〜。」って感じで問題と向き合うことを辞めてしまうのです。
結局、問題の原因を解決せずうやむやにしてしまうだけ。
だから騙し騙しでストレスをリセットしながら現状維持で生きていくしかないのです。
給料が少なくて生活が苦しくても我慢するしかない。
老後に不安を感じているのに何もできない。
会社で不当な扱いを受けているのに泣き寝入りするしかない。
タバコは、人にいろいろな問題を我慢させるためのツールとして作用しているのです。
本来なら、給料が少なくて生活が苦しいのなら、どうやって収入を増やすか?昇給するために何をするべきか?ということを考えなければなりません。
そういった考えのストッパーとなるのがタバコなのです。
貧困層や低所得者層に喫煙者が多い傾向にあるのはこのためです。
低所得者は金銭的なストレスが多いからタバコで精神安定を図っているというよりかは、タバコを吸っているせいで問題を解決する能力が低くなっているから低所得に留まっていると考えたほうが正しいでしょう。
これは国にとっても好ましい作用です。
低所得者から税金を巻き上げれるし、なんと言っても国民が持つ政治や社会への不満や怒りをタバコによって沈静化できるのです。
害でしかないタバコが、日本では未だに合法なのは納得できますね。
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