こんにちは(^^)haruです☆
みんな誰でも、会社勤めをするならホワイトな優良企業に勤めたいと思っていますよね。
間違っても、敢えてブラックな体質の企業で働きたいなんて思う人はいないですよね。体を壊すほど残業したり、上司から異常なハラスメントを受けて心を病んだりしたい人なんていないのです。
しかし現実はどうでしょう。
みなさんが今現在勤めている企業はホワイト企業でしょうか?
また、ブラック企業を退社して、転職した先の会社はホワイト企業でしょうか?
たぶん多くの方が「自分の納得できるような優良企業で働いています」とは言えないのではないでしょうか。
自分がどれほど「ブラック企業はイヤで、〇〇な優良企業に勤めたい!」と思っていても、その希望が叶っている人はほんの一握りなのです。現実的には、ブラック企業を批判して、労働環境がクリーンな企業を追い求めている人ほど、優良な労働環境の企業に就職することはできないのです。
ホワイト企業に就職できる人とは?
優良な労働環境の企業に就職するのは難しいのですが、不可能な事ではありません。現にそういったホワイト企業で働いている人もいるのですから。
ただし、そういった企業で働ける人と、そうでない人には明らかな違いがあります。
それは、能力の高さとか学歴の良さなどとは別に、もっと決定的な違いがあるのです。
では、どんな人なら労働環境の良い企業に就職することができるのでしょうか?
残業も休日出勤も無く、福利厚生が充実していて、ストレスを溜めるような職務内容や人間関係もなく、そこそこ給料も良いというような労働環境のいいホワイト企業を想像してみてください。
多くの人がこのような企業に就職したいと思うのは当然ですよね。
単純に人気がある企業だという事です。
人気のある企業は就職希望者が多いため、高い競争率を勝ち抜いた人だけが就職することができるのです。
この状況は企業側から見れば、多くの就職希望者から優秀な人材を選びたい放題だということです。
この時、企業側は会社に利益をもたらしてくれそうな人材を採用しようとしますよね。
それは、「真面目」であったり「努力家」であったりするのでしょう。
逆に企業側が採用したくないと思うような人材は?というと、権利志向主義者です。
自分の権利を最優先に考える人です。
例えば、
・残業はしたくない。
・休日出勤は手当が無いとしたくない。
・有給休暇は必ず消化したい。
などの、労働者に与えられている権利です。
これらの考え方は、社会的にも認められている権利なので間違っているわけではありません。
しかし企業の採用を選ぶ側は、これらの考えを最優先にする人を真っ先に除外していきます。自分の権利を最優先に考える自己中心的な人より、会社のために献身的な努力ができる人材の方が良いのです。
「長時間労働はしたくない。」と言うAさんと、「必要ならいくらでも残業しますよ。」と言うBさんの2人からどちらかを選ぶとしたら間違いなくBさんが選ばれるのです。
結果的に、人気のある優良企業に採用される人というのは、ブラック企業でも問題なく働けるような精神力の強い人材であるということです。
皮肉な話しですが、ブラック企業を批判する考えが強ければ強いほど、ホワイト企業に採用される可能性は低くなっていくのですね。
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知らないうちに自分の価値を下げている
勤めている会社がブラック企業で、それが嫌で退職して、また次に勤めた会社もブラック企業だったという話はよく聞きます。
これは、「ブラック企業がイヤだ!」という考えが強くなっているせいでホワイト企業に採用される可能性が低くなっているのです。
だから結果的に、自分を採用してくれる会社は、何かしらの問題があって人気の低い会社ばかりになってしまうのです。
転職した先もブラック企業だったというような人は、自分自身で悪循環を引き起こして、ブラック企業にしか必要とされない人材に成り下がってしまっているのですね。
転職の際、会社の面接で絶対に面接官から必ず聞かれる質問の中に「前職を辞めた理由」があります。
この問いに対して、バカ真面目に真実を話してはいけません。
「違法なサービス残業が辛くて辞めました。」
「上司からハラスメントを受けました。」
「有給休暇を取得させてくれませんでした。」
「休日出勤が多かった。」
というような理由で前職を辞めたかもしれませんが、これらを退職理由として伝えてしまえば、面接官に与える印象は「権利志向主義」に映ってしまいます。
前職がどれほど酷い労働環境だったのかは関係なく、「自身の権利を優先する人」、もしくは「我慢弱い人」という印象を与えてしまうのです。
そうなれば面接官は、他のもっと上昇志向が強く、献身的な努力をできそうな人材を採用するはずです。
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ホワイト企業はたくさん存在する
時間外労働がなく、有給休暇もしっかり取得できて、労働環境がクリーンなホワイト企業って実は結構あります。
ただし、その中のほとんどの企業は人気が無いことが多いのです。
理由は単純に「低賃金」だということです。
つまり、給料が低いホワイト企業というのはたくさんあるということです。
優良企業とは言えませんが…。
今現在の日本では、どの業界でも競合する企業が存在していて、自社が生き残るために会社を維持し発展させるのに必死な状態です。
そんな中では、働く側の望む労働環境を作り出すことが非常に困難となっているのですね。
企業をホワイトな優良企業として存続させることが困難な時代だということです。
この傾向はこれから先さらに強くなっていくかもしれませんね。
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